禁煙外来

禁煙外来

■禁煙治療について

喫煙の習慣的行為は、ニコチン依存症の結果としての行為ですので、ニコチン依存症を治療することが、主目的となります。これには、2つの薬物による治療方法があります。

1つは、ニコチンパッチを使ったニコチン代替療法です。これは、禁煙に伴って起こるニコチン欠乏によるニコチン離脱症状をやわらげるために行うものです。

2つめは、ニコチン離脱症状をやわらげる効果の他に、「タバコがおいしくなくなる」という2つの効果を併せ持った飲み薬を服用するという療法です。

また、上記の薬物療法のほか、看護師によるカウンセリングを医師の診療後に設けており、患者さんの禁煙への意欲・自信にみあった治療ができるようになっています。

■治療の方針と流れ

初回診療において、健康保険等による診療の対象であるかどうかを、問診票により確認します。

  • ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と診断
    ※ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)については以下を参照して下さい。
    http://sugu-kinen.jp/success/tds.html
  • ブリンクマン指数(1日喫煙本数×喫煙年数)が200以上
  • 直ちに禁煙することを希望し、禁煙治療プログラム(12週間にわたり計5回の受診)について説明を受け、参加について文書(禁煙宣言書)により同意した者

そして呼気一酸化炭素濃度の測定をして、問診票を参考にしつつ、詳しく喫煙状況などを確認して、ニコチンパッチか内服薬か、治療方針を決定をしていきます。
その後、薬の効果、副作用、服用方法などを説明し、禁煙開始日の決定をします。
最後に、次回受診日の確認をして診察は終了です。

繰り返しになりますが、12週間で5回の受診をしていただくことが、保険診療の条件となります。

■担当時間

月・火・木・金午前9時~12時/午後1時~午後5時
午後2時~午後5時
午前9時~12時

■Q&A

Q1
飲み薬とパッチでは、成功率の高いのはどちらでしょうか?
A1
飲み薬です。ニコチンパッチではパッチの貼付開始日が禁煙開始日であるのに対し飲み薬では内服開始後8日目からが禁煙開始日となります。つまり最初の7日間はタバコを吸いたかったら吸って良いという期間になるので、気分的に楽である上、内服薬の効果として吸いたい気持ちそのものが減ってくるため、自然に禁煙を開始できるという利点があります。
Q2
費用はいくらでしょうか?
A2
保険診療における医療費の自己負担率は3割で、5回の診療(禁煙外来のみの12週間分の処方)の合計で、約1万9千円です。
Q3
ブリンクマン指数だけが保険診療の条件の200を満たしていないのですが、自由診療(自費)になるということでしょうか?
A3
そのとおりです。一つでも保険診療で受けられる条件を満たしていないと自由診療となります。しかし、平成27年度の高知県の取り組みのひとつとして、高知県禁煙治療費助成金交付制度がありますので、これを利用すれば保険適用と同程度の自己負担で治療が受けられます。
Q4
保険診療による禁煙治療で12週間後の禁煙は成功したものの、その後に再喫煙になりましたが(あるいは禁煙に失敗してしまいましたが)、2度と治療は受けられないのでしょうか?
A4
前回の初診日から1年を経過すれば、新たに保険診療による禁煙治療が受けられます。正確な年月日はあらかじめお問い合わせ下さい。
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